消防設備点検の費用の目安

2026年10月 確認てんけんどこ編集部

消防設備点検の費用は、建物の広さと、ついている設備の種類・数で決まります。小さなアパートやテナントなら1回数万円からが目安です。てんけんどこに掲載している会社のうち、料金を公開している会社の例をまとめました。

建物ごとの料金の例

建物・内容公開している料金会社
テナントビル(300㎡:消火器・自動火災報知設備・誘導灯)2.2万円〜(税込)沖消防建設(広島市)
病院(300㎡:上記+避難器具)4.4万円〜(税込)沖消防建設(広島市)
アパート(3〜10階建て)2万〜5万円九州防災工業(福岡市)
ビル・タワーマンション(11階以上)5万円〜九州防災工業(福岡市)
消防設備点検(年2回分)6万円〜寿防災工業(福岡市)

各社の公式サイトで2026年9月27日に確認した金額です。税の扱いは会社によって違います。正確な金額は見積りで確認してください。

設備ごとの料金の例

設備公開している料金会社
消火器(1本)770円(税込)沖消防建設(広島市)
煙感知器(1個)1,320円(税込)沖消防建設(広島市)
誘導灯(1台)1,650円(税込)沖消防建設(広島市)
消火器5,000円〜(税抜・基本金額)エヌループ(神戸市)
自動火災報知設備10,000円〜(税抜・基本金額)エヌループ(神戸市)
屋内消火栓ホースの耐圧試験1本2,000円+基本料金1万円〜(税別)なかの消防サービス(広島市)

設備ごとに料金を決め、建物についている設備の分を足していく会社が多くあります。消火器だけの小さな店舗と、自動火災報知設備や屋内消火栓がある建物では、同じ広さでも費用が変わります。

費用を大きく動かすもの

  • 建物の広さと階数:部屋や階が増えるほど、感知器や誘導灯の数が増えます。
  • 設備の種類:スプリンクラーや屋内消火栓、連結送水管などがあると、点検の手間が増えます。非常用発電機があると、負荷試験の費用も加わることがあります。
  • ほかの定期点検:建物によっては、建築基準法の12条点検や防火対象物点検も別に必要です。
  • 点検の回数:点検は年2回(機器点検と総合点検)です。見積りが1回分か年間分かを確かめます(点検の義務と回数)。
  • 不具合の修理:点検で見つかった不具合の修理や交換は、点検料とは別にかかるのが一般的です。

見積りを頼む前に準備すること

  1. 建物の用途(店舗、事務所、共同住宅など)と延べ面積、階数
  2. ついている設備の一覧(前回の点検結果報告書があれば、その写し)
  3. 前回の点検の時期と、消防署へ報告した時期
  4. 点検に立ち会える日時と、入れない部屋があるかどうか(マンションの住戸の点検)

前回の報告書があると、設備の種類と数がすぐにわかるため、見積りが早く正確になります。