看板の安全点検
札幌・仙台・名古屋・福岡
屋外の看板は、許可を受けたあとも持ち主が安全に保つ義務があります。4つの市とも、許可を続ける(更新する)ときに安全点検の結果を出す決まりです。点検の時期と、点検できる人は市ごとに違います。
4都市の点検の決まり
| 市 | 点検の時期 | 出すもの | 点検できる人 |
|---|---|---|---|
| 札幌市 | 主に継続の許可申請のとき | 「広告物等点検報告書」を作り、申請書に付ける | 屋外広告士などの登録試験の合格者、屋外広告物講習会の修了者で建築士・電気主任技術者などの資格を持つ人、広告美術仕上げ1級技能士など |
| 仙台市 | 3年に1回(継続・変更の許可申請のときなど) | 安全点検報告書(6か所16項目、全景や各か所の写真)。2024年11月1日から様式が変わった | 市の実施要領で確認。設置から10年を過ぎた看板は、近づいて触ったりたたいたりする標準点検が必要 |
| 名古屋市 | 毎年1回の通常点検(1年以内に外すものを除く全ての看板)。高さ4m超か表示面積10㎡超の看板は3年に1回の特別点検も | 継続許可申請のときに、点検結果(全景写真などを含む)を報告 | 通常点検は資格不要。特別点検は屋外広告士、建築士、電気工事士などの資格者や、指定の講習の修了者 |
| 福岡市 | 継続の許可申請のとき(定期的な点検は表示者の管理義務) | 「屋外広告物安全点検確認書」と写真などを申請に付ける | 高さ4mを超える屋上・地上・壁面・突出の看板などは、屋外広告士・建築士などの資格を持つ管理者が要る |
許可の期間は、札幌市・名古屋市は広告板などで3年以内、福岡市は1年以内などと決まっています。期間が切れる前の継続申請にあわせて、点検の日程を組みます。手数料や許可期間は屋外広告物の許可申請で比べています。
点検で見るところ
- 看板を支える柱や金具のさび、ぐらつき、ボルトのゆるみ
- 看板の面の割れ、はがれ、外れかけている部品
- 照明や配線の傷み、漏電のおそれ(照明の種類と寿命は袖看板・電飾看板の費用を参照)
- 壁や屋上への取り付け部分の傷み
高い所にある看板や大きな看板は、高所作業車などが要ることがあります。看板を作った会社や、施工・修理を自社で行う会社に点検を頼むと、不具合が見つかったときにそのまま直してもらえます。修理費用の例は看板の耐用年数と修理の目安にまとめています。
出典
- 札幌市「屋外広告物の点検と点検者」
- 仙台市「屋外広告物の安全点検制度について」
- 名古屋市「屋外広告物の安全点検強化の内容」
- 福岡市「屋外広告物の許可申請について」
- 福岡市「屋外広告物管理者及び安全点検確認者について」
いずれも2026年9月27日に確認しました。制度は変わることがあるため、申請の前に各市の窓口で確かめてください。